回答一覧 - 高度医療(体外受精・顕微授精・ギフト他) No.31 - |
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年齢:37 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:回 人工授精:5回 体外受精:4回
前回の採卵周期に、4日目の桑実胚を移植しましたが、結果がでませんでした。
その周期に余剰胚(採卵から4日目の桑実胚)があったので、1つ凍結保存しています。今周期に、融解胚移植を予定していますが、桑実胚のまま移植するのか、1日培養して胚盤胞を移植した方が良いのか迷っています。移植のタイミングは、どのような基準で決めるとよいのか教えてください。
桑実期の胚が良好であるならば一日培養して胚盤胞で戻した方がいいと思います。桑実期の状態があまり良くないのであれば、無理に長期培養せず、そのまま戻した方が良いと思います。すべては胚の状態によって決まるとお考え下さい。[2008年11月4日]
(院長:田中温)
年齢:36 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:5回 人工授精:4回 体外受精:7回
凍結胚移植の予定で、エストラダームを使用しました。
最初の1週間後の診察では問題なかったのですが、その1週間後の診察にて、「排卵した後があるので、今周期は凍結卵を戻せない」と言われました。 エストラダームは2枚ずつ使用しておりましたが、使用中に卵胞が育つことはあるのでしょうか?温泉に入ったり、長風呂をすることが多いので、効果が薄れてしまったのかと疑問に思っていますが、そのような可能性はありますでしょうか?影響するのであれば、今後、気をつけたいので教えて下さい。
もともと排卵が順調に起こっている人の場合、エストラダームを使用して外部から「エストラジオール」を投与するだけでは卵巣を抑制しきれずに、卵胞発育が起こることが時々あります。
エストラダームの使用方法を守っている限りは、入浴とはあまり関係がないと思います。 「スプレキュア」などのGnRHアゴニストを使用することによって、卵胞発育を抑制することができます。[2008年11月4日] (産婦人科医:粟田松一郎)
年齢:36 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:8回 人工授精:8回 体外受精:2回
今まで、ロング、アンタゴニスト法で誘発し、胚盤胞移植をしましたが、初期流産しています。不育症、染色体検査は異常ありませんでした。
いずれも採卵の前に、プラノバールを3週間服用しています。主治医から、プラノバールが悪影響しているかもしれないので、次回は服用しないで採卵してみましょうと言われました。 プラノバールを服用すると、FSHが下がり、卵胞の大きさもバラツキがでないので、逆に服用しないで採卵することに少々不安があります。プラノバールが本当に悪影響を及ぼすことがあるのでしょうか?
採卵周期にピルを飲むことは諸刃の剣です。良い場合と悪い場合があります。
左右卵巣内の胞状卵胞が10個以上と多い場合には、通常の排卵誘発法をしますと質のばらつきの多い卵胞がたくさんできてしまいますので、ピルで卵胞数をコントロールする事は非常に有効だと思います。 しかし、高齢の方や卵胞数が少ない場合には、余計に数が減ってしまう場合がありますので、ピルを使わない方が良い場合もあります。ご注意下さい。[2008年11月4日] (院長:田中温)
年齢:42 基礎体温:二相性ではない 生理周期:不規則 タイミング法:0回 人工授精:5回 体外受精:5回
早発卵巣不全(POF)気味ということで、海外で卵子提供を受けました。
ドナーはGONAL-F 225を連日注射し、採卵数日前に確認できた卵胞数は32個でした。採卵数は30個、そのうち20個にICSIを施し18個が受精、3日間培養し、11分割×1個、9分割×2個、8分割×3個、7分割×2個、6分割×3個という結果になりました。どれもフラグメンテーション5%以内と、見た目はとても良い状態です。 私自身は自分の卵子で妊娠した経験があり、子宮は全く問題がないと言われていたのですが、ドナーの新鮮胚で2個、凍結胚で3個を移植しても、着床する気配はありません。 気になっているのは、こちらのHPで再三「誘発卵子は10〜15個くらいにするべき」という言葉です。 どうやらドナーは採卵直前に40個近くまで卵子が増えていたようなのですが、卵子ができすぎたために質が劣っているということは考えられますか?それとも3日目まで培養して標準のスピードで分割し、見た目も綺麗なのであれば、胚の質は悪くないと考えるべきでしょうか?
採卵数が30個というのは多すぎます。卵子の質は20個以上ではかなり低下します。卵の数が20個未満になるように前もってコントロールして排卵誘発をするべきだと思いますよ。[2008年10月16日]
(院長:田中温)
年齢:43 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:2回 人工授精:2回 体外受精:8回
2年前から治療を始め、3ヶ月に1回のペースで体外受精(IVF)を行っています。これまでは、新鮮胚移植6回、凍結胚移植2回です。毎回、5〜7個の採取ができ、すべて受精しますが、3日目の8分割までは好調なものの、それ以降は分割が遅くなるということで、慌てて8分割を移植するという状態でした。
1回だけ、5日目に12分割となり、その日は分割が止まっているかもしれないと言われましたが、翌日の6日目に胚盤胞になっているということがありました。 年齢的なことは十分承知していますが、空胞もなく、すべて受精もするので、諦めるに諦め切れません。着床をするために、何かできることはありませんか?アドバイスをお願いします。
女性の年齢が高くなるに従い、卵巣の機能が低下していくのは自然現象ですので、ある程度は避ける事はできません。たとえ受精しても、胚盤胞の発生率が問題になります。胚の分割のスピードが遅ければ、着床率は下がります。
当院では、このような年齢の高い方に対しては、卵管に入れるGIFT、ZIFTをお勧めしております。本来、精子と卵子が受精し分割するのは子宮の中ではなくて、卵管の中です。早い段階で、卵管の中に戻すと胚の発生率は高くなると思いますよ。卵管内移植も検討されてはいかがでしょうか。[2008年10月16日] (院長:田中温)
年齢:39 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:回 人工授精:3回 体外受精:3回
34歳で結婚し、37歳で子宮内膜症・子宮腺筋症・両方のチョコレート嚢腫の手術をしました。その後、不妊治療を始め、3回の人工授精(AIH)を経て体外受精(IVF)へと進みました。
1回目のIVFでは、胚移植まで進んだのですが、着床しませんでした。その時、感染したのか高熱が出て、抗生物質で治療しました。 その後、落ち着いた頃に2回目のIVFを行いました。この時の採卵で、卵胞だと思われたものが膿瘍であることが判明(1回目の高熱はこれが原因であった)し、膿瘍に穿刺となりました。再度、発熱し、膿瘍は沈静化したものの、右卵巣が10cmに腫れたまま(内容物は水様性のもの)です。 内膜症の手術時から癒着がひどく、右卵巣の手術はリスクが高いとのことで、左卵巣からのIVFをしようとしましたが、元々、左の卵巣機能が悪く、ほとんど排卵がありません。癒着がひどかったため、剥離する時に正常な細胞も多く取れてしまったのだろうと説明を受けています。 カウフマン療法後、3回目のIVFに臨んだのですが、卵胞は成長せず治療を中止しました。今後、治療を続けていくべきかどうすればいいのか悩んでいます。無理でしょうか。
子宮内膜症は悪性ではなく陽性な疾患ですが、完璧に治るという事はほとんど期待できず、徐々に進行していきます。卵子を作る部分を侵食していくという意味では、不妊症の代表的な疾患となります。
採卵時に骨盤腹膜炎や膿瘍などを作る頻度も高くなり、十分な注意が必要です。内膜症の方は、卵の数は少ない傾向にありますので、今後、卵の数が増えることはあまり期待できないと思います。しかし、卵の質は内膜症であっても変わりませんので、少ない数でも質の高い状態にして戻せば、妊娠・出産の可能性は十分あると思いますよ。[2008年10月16日] (院長:田中温)
年齢:35 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:回 人工授精:1回 体外受精:2回
凍結卵の場合は、胎児に不整脈が出る可能性があるとの説明を受けたので、心配ましたが、おかげさまで無事出産を終え、特に病気もせず、もうすぐ1歳の誕生日を迎えようとしています。
しかし、生まれてからも不整脈が出る可能性はあると聞いておりますので、ずっと気になっています。 乳幼児突然死症候群(SIDS)になりやすいのかもしれないと気をつかい、煙草の煙から遠ざけ、うつぶせ寝になっていないか気にかけたりと、毎日の生活に神経を使っていますが、何歳になれば安心ということはないのでしょうか。また、毎日気をつけることがありましたら、ご指導いただきたく質問させていただきました。
説明が不十分で、ご迷惑をかけて申し訳ございません。凍結胚でできた赤ん坊は、体重の増減の幅が大きく、低体重で生まれることや胎盤の大きさが通常よりも小さくなる頻度が高くなります。また、心臓奇形の率が少し高くなるという報告もあります。しかし、凍結胚と新鮮胚での奇形率に有意差があるものではありませんので、しっかりフォローをすれば問題はないと思います。また、生まれてきてから異常が残るという事もありません。健常にうまれてきて、現在も元気で過ごしているのであれば、心配しなくても結構ですよ。[2008年10月16日]
(院長:田中温)
年齢:34 基礎体温:二相性 生理周期:不明 タイミング法:0回 人工授精:0回 体外受精:5回
後期精子細胞にて治療をしていますが、治療回数を重ねる度に採卵数が減ってきており、この先卵が取れなくなるのではと不安です。
1. ショート法 採卵数13個 (G2:2個、G3:2個、D:9個) 4年前 2. ショート法 採卵数11個 (G1:4個、G2:3個、D:4個) 昨年10月 3. ショート法 採卵数 6個 (G1:1個、D:5個) 今年5月 4. ロング法 採卵数 4個 (G1:1個、G2:1個、D:2個) 今年5月 5. アンタゴニスト法 採卵数3個 (G2:1個、D:2個) 今年9月 卵の数、着床しやすくする為に何か方法はないのでしょうか。しばらく治療を休むと卵巣機能も戻ってくれるのでしょうか・・・。1回目で妊娠しましたが、切迫流産となり、それ以降妊娠することができません。もう妊娠の可能性はないのでしょうか?
なかなかいい結果が出ず、ご心配な事と思いますが、卵の数が減ってきているわけではないと思います。
加齢によって、卵巣機能はどうしても低下しますので、年齢を重ねるごとに、ある程度は卵の数は減ってくるかもしれません。しかし、一般的に、ロング法とアンタゴニスト法で卵の数が減るのは、お薬の影響ですので、心配いりませんよ。 あなたの結果では、ショート法の排卵誘発法でDの数が多い点が気になります。もう少しピルやお薬などの前処置をしてから排卵誘発法を工夫すれば、何とかなると思います。決して諦めず頑張ってください。[2008年10月16日] (院長:田中温)
年齢:34 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:24回 人工授精:1回 体外受精:7回
採卵はできるものの、受精しないという悪い状態が続いています。今回は、卵の周りの細胞はあるのに卵がとけてなくなってしまったと言われました。
これまでに、プラノバールやマーベロンも試してみましたが、今回は、排卵誘発はしておらず、プレマリン+ヒスロンでリセットをしただけでした。 今回は、FSHが33と高値であったので仕方ないとしても、ピルを飲んでもよくならない・・・これからどうしたら良いのでしょうか?
精子に問題がなく、まったく受精しない場合は、やはり採取された卵子の質にあると思います。ピルを飲めば必ずいい卵が採れるとは限りません。諸刃の剣で、かえって悪くなる事もあります。
まずは、月経3日目までの左右卵巣内の胞状卵胞の数、位置、大きさ、E2、FSH、LHの濃度を測定し、それから排卵誘発法を決めてください。必ずいい方法が見つかるはずです。[2008年10月16日] (院長:田中温)
年齢:34 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:5回 人工授精:0回 体外受精:5回
5回目の顕微授精(ICSI)で、7個受精しましたが、すべてが6分割以下で成長が停止してしまい、移植中止になりました。今までも、それ以上分割したことがありません。採卵数は15個程度で、ちょうどよいと言われています。
主治医に相談したところ、「うちの設備ではもうお役にたてないと思います。もっと培養技術の高いところに転院したほうがよいと思います。」と言われ、遠方の病院への転院をすすめられました。主治医も不妊治療で有名な先生なので、諦められたらもうだめなのかと思ってしまいます。 施設によって培養技術に、そんなに差があるのでしょうか。また遠方の病院へ転院する場合、なるべく通院回数を少なくするためには、生理何日目に受診するとよいのでしょうか。
顕微授精(ICSI)で妊娠するための要素としては2つあります。
ひとつは質の高い卵が採れるかどうかです。もうひとつは顕微授精の技術です。この両方が揃わないと妊娠率は高くなりません。はっきり申し上げると、顕微授精の技術には、かなり差があると思います。しかし、それ以上に卵の質を良くする排卵誘発法が必要となります。転院もひとつの手段ではないでしょうか。[2008年10月16日] (院長:田中温)
年齢:33 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:4回 人工授精:2回 体外受精:1回
顕微授精(ICSI)を行い、ホルモン補充周期で凍結胚移植を行ったのですが、陰性でした。ホルモン補充は、プロゲステロン膣座薬とプロゲデポー125mg(週1回)でした。
膣座薬は移植前より1日2回使用し、移植日の採血でプロゲステロンが7.3と低く1日3回に増量しましたが、移植1週間後の採血でも8.7でした。主治医からは「膣座薬は子宮に直接作用するため、黄体ホルモンの量は足りており、血中濃度が低くても問題ない」と説明を受けました。移植後の生理は、従来よりも短い2日で終わってしまいました。 元来、生理は規則正しいのですが、排卵がD9と早く、周期も23日と短めで、排卵時の内膜も薄いようです。生理も3日程で終わります。早発排卵の原因は分からないと言われました。 また、D4でのE2が122.5と高く、D16(排卵8日後)のプロゲステロンは5.7と低い値でした。主治医から言われてはいませんが、自分では黄体機能不全ではないかと思っています。 このような状況ですが、黄体ホルモン補充量は適切だったと考えられるでしょうか?私のような体質でも、プロゲステロン膣座薬を使えば、(血中濃度が低くても)子宮には十分なホルモン量が得られると考えて良いのでしょうか?ホルモンバランスに不安があるので、次回移植も、自然周期ではなく、ホルモン補充を希望しようと思いますが、プロゲデポーを週2回に増やしてもらう方がよいのではと思っています。ご意見を聞かせて下さい。
当院では黄体ホルモン補充療法は、妊娠反応検査を行うまで続け、もし妊娠していた場合にはそれをさらに2〜3周期継続しています。合成黄体ホルモンを加えて、合成卵胞ホルモンも併用する事がしばしばあります。
もともと自然周期で排卵後からの日数は14日間(23-9=14)ありますから、黄体機能不全があるかどうかは疑問です。 今回月経が早くきたのであれば、黄体ホルモンの量が少なかった可能性もありますが、一般に排卵活発の時にはHCG投与時点でのE2(エストラジオール・卵胞ホルモン)の値は、かなり高い値になっており、胚移植後から急落していきます。排卵誘発の場合の月経は、黄体ホルモン補充を行わないと自然の場合よりもやや早く発来す傾向がありますが、排卵後、10日以上高温期があればよいと考えています。 ホルモン補充周期での凍結胚移植の場合でも、もし胚が一旦着床すれば、胚自らの作用で月経発来を防ぐことは可能ですが、黄体ホルモン補充をするのであれば、個人的にはプロゲデポー剤よりは、内服にしろ、注射にしろ、連日投与の方がよいような気はします(妊娠反応陽性後もしばらく投与を続けます)。 内服の場合、薬剤は合成ゲスターゲンであり、「プロゲステロン」そのものではないので、当然、プロゲステロン値そのものは低下しますが、黄体機能補充という目的からは心配は要りません。 当院では、自然排卵できる人には、全くホルモン補充を行わないで、自然排卵日を確認してから胚を移植する自然周期凍結胚移植法を優先しています。[2008年10月16日] (産婦人科医:粟田松一郎)
年齢:37 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:12回 人工授精:2回 体外受精:2回
先月2回目の流産を経験しました。(6W0Dでの完全流産で処置はありませんでした。)
HCG値も順調に下がり、先日の血液検査で基準値の1以下となったので、今回の流産としての対処は、終了ということになりました。 なるべく早めに体外受精(IVF)をしたいのですが、現在のクリニックではHCG値が「0」という結果は得られないそうです。HCGの値は、1以下になればよくて、0〜1の数値は、検査キットの誤差範囲内なので問題はないという説明を受けましたが、採卵前にβHCGで0になっていることを確認してもらったほうがよいのか気になっています。(βHCGであれば、LHなどに影響されないと聞いたので・・・) HGCが1以下であっても、極少量でも残っている期間は、採卵をしないほうがよいのか教えて下さい。
現在、出血していたり、基礎体温が二相性になっていない状態でしょうか。出血などがなく体調が良くて基礎体温が二相性になっているようであれば問題ないと思います。主治医がおっしゃる通りで、HCGの値が1以下で誤差範囲であれば治療は始めて構いませんよ。それでも気になることがありましたら、βHCGを診てもらってもいいと思いますが、そこまで神経質になる必要はないと思います。[2008年10月16日]
(産婦人科医:永吉基)
年齢:35 基礎体温:二相性ではない 生理周期:不規則 タイミング法:0回 人工授精:0回 体外受精:5回
私は26歳の時、卵巣嚢腫で、両卵巣の病巣部のみをとる手術をしています。昨年、子宮筋腫の開腹手術後に、残っている卵巣が本当に小さく、片方は血流が悪く、もう片方は子宮後部にべったりと癒着していることがわかり、「子供が欲しいのならば今すぐにでも体外受精を!」と言われました。卵管は通っていますが、卵管水腫+ピックアップ障害ということです。
迷わず、体外受精(IVF)を行うことにしました。主治医からは、時間のロスや費用面から考えて 「まずは卵を10個作り、移植は10個たまってからにしましょう。」と言われています。一刻も早く移植したい気持ちは非常にありましたが、年齢を考えても若いうちに卵をたくさん作った方が良いと思ったので、主治医の指示に従っています。 ただ、卵巣の影響か、思うように卵が育たず、5周期続けても5個の受精卵しか得られていません。これまでの経緯は以下の通りです。 ■1回目: 採卵数5個 受精3個(フォリスチム300(3日間)フォリスチム150 (11日間)) ■2回目: 採卵数3個 受精1個(フォリスチム300(3日間)フォリスチム150 (12日間)+HMG75 6日間併用) ■3回目: 卵胞が育たず注射9日で中止(フォリスチム 300(3日間)フォリスチム150(6日間)) ■4回目: 採卵数1個 受精1個(フォリスチム300(3日間)フォリスチム150(13日間)+HMG75 7日間併用) ■5回目: 採卵数1個 空胞(クロミッドのみ 月経初日から20日間) 次回は、クロミッド+注射で誘発し、卵ができなかったら10個ためることは諦めて凍結卵を移植しましょうと言われました。また、この5個の凍結卵で妊娠に至らなければ、これ以上卵を作るのは非常に難しいと言われました。 なんとか妊娠してくれることを信じていますが、どうにか、卵ができる方法はないのだろうか・・・と考えています。どうかどうか、アドバイスをください。
卵巣の手術をしますと血流も悪くなり、卵管とその周囲の癒着も生じますので、私も体外受精(IVF)をお勧めします。また、卵管水腫がある場合には、卵管を切除した方が着床率は高くなりますよ
。 GnRHアゴニスト(スプレキュアなど)のスプレーはされたことはないのでしょうか。排卵誘発法を決めるためには、月経初期3日目までの左右卵巣内の胞状卵胞の数・位置・大きさを観察することが必要でしょう。また、その際のE2、FSHの値も必要でしょう。それらのデータを確認してから、治療方針を決めることをお勧めいたします。[2008年10月1日] (院長:田中温)
年齢:28 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:6回 人工授精:7回 体外受精:1回
不妊治療を続け、3年になりました。プロラクチンが高いため3年間カバサールを飲んでいます。また、内膜が薄い(排卵時に9mm)と言われています。人工授精(AIH)を繰り返しても結果が出ないので、体外受精(IVF)にステップアップしました。
受精卵の状態もとてもよく、内膜もまずまずの厚さでしたが、着床しませんでした。受精卵を2個凍結していますが、グレードがあまりよくないのでこのままの状態では結果が出ないのではと不安です。着床を助けるために、よい方法はありませんでしょうか? また、気になっていることがあるのですが、移植後に、ヨーグルトみたいなおりものが増えたり、下腹がちくちくと痛かったのですが、どのようなことが考えられますか?(着床できなかったことと関係しているのでしょうか?) 最後に、「たんぽぽT-1エキス」がよいと聞いたので試してみたいと思っていますが、どうでしょうか?以前、当帰芍薬散を2ヶ月ほど内服した時には、順調だった排卵が1度もなくなってしまったので心配しています。
グレードのよくない凍結胚は、まず着床する率はかなり低いと思います。良好な胚でなければ、凍結・融解に耐えられないと思います。
まずは、良好なグレードの高い胚を作り、凍結することです。内膜も厚くなるようですので、胚の状態がよければ、着床はあまり問題ないと思いますよ。 たんぽぽT-1エキスはあまり効果がないと思いますので、無理に飲む必要はないと思います。[2008年10月1日] (院長:田中温)
年齢:45 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:0回 人工授精:2回 体外受精:2回
44歳から不妊治療を始め、ロング法で2回の体外受精(IVF)を行いました。
卵胞は9個ほどできるのですが、子宮筋腫のため片側の卵巣からしか採卵できず、実際に採れた卵は1回目5個、2回目6個でした。一度妊娠しましたが8週で繋留流産となりました。 これまでの2回の採卵で凍結胚はありますが、年齢のことを考えると、早いうちにもう1回採卵して、凍結胚をストックしておきたいと思っています。 そこで相談ですが、高齢の排卵誘発法はショート法(あるいは低刺激の自然周期)が良いとされていますが、ロング法はよくないのでしょうか。高齢の場合にショート法がよい理由を教えて下さい。
44歳で、ロング法で卵胞が9個発育するということは、卵巣の反応は非常に良好です。子宮筋腫で採りにくい場合でも、腹壁からアプローチすれば卵胞は採れます。これはテクニックの問題です。発育した卵胞および卵子は、すべて採取したいものですよね。相談されてみてはいかがでしょうか。
ショート法では、卵巣を刺激するので、卵の数が間違いなく増えます。ロング法は、卵巣の機能を抑えてしまうので数はショート法より減ります。質に関してはロングの方が少し高いといわれていますが、私達は年齢の高い方にはショート法をお勧めしております。 低刺激の自然周期もひとつの方法ですが、反応するのであれば、GnRHアゴニスト(スプレキュアなど)を使った方がいいと思います。良好な胚であれば、全胚凍結の自然周期戻しがいいと思いますよ。[2008年10月1日] (院長:田中温)
年齢:35 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:2回 人工授精:1回 体外受精:2回
結婚7年目、男性不妊です。これまでに、体外受精(IVF)を2回試みました。
1回目は受精卵が桑実胚で成長が止まり、それを移植しましたがダメでした。(凍結はできませんでした。) 2回目は17個中10個が受精、5個が胚盤胞になり、グレードの高い胚を1個移植しましたが、結果が出ていません。 その後、子宮内鏡検査をしましたが異常はありませんでした。現在は、4個の凍結胚がありますが、いずれも今回移植した胚よりもグレードは低いです。 主治医は、その4個のうちに妊娠する卵があるかもしれないといいますが、グレードが低いので、妊娠するとは思えません。凍結胚を移植するのがいいのでしょうか?それとも再度採卵したほうがいいのでしょうか?
体外受精(IVF)での妊娠率は、胚の質および着床の状態が重要です。原則的に採卵周期には強いお薬を使いますので、その影響が卵巣や子宮内膜に直接影響してしまいます。
採卵周期には全部の胚を凍結(全胚凍結)して、自然周期に戻す方法が、もっとも妊娠率が高く、流産率が低くなると報告されております。ただし、凍結は施設によってその技術や成績に差が出る場合があります。すなわち、一般的には、全胚凍結・自然周期戻しが好成績となりますが、これは、凍結技術が完成されていることが前提ということです。ですから、治療方針としては、施設の指示に従うことが大切だと思います。 凍結・融解をすることは、少なからず胚に影響を与えます。ですから、グレードの高いものを戻し、低いものを凍結するのではなく、グレードの高いものを凍結して自然周期に移植をする方がいいと思いますよ。[2008年10月1日] (院長:田中温)
年齢:38 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:10回 人工授精:1回 体外受精:1回
初めて体外受精(IVF)を行いました。
ロング法で11個の成熟卵が採れ、8個受精しました。4日目で桑実胚が1個、他は8分割以上でした。ここまでは順調でしたが、5日目で胚盤胞を移植予定でしたが、胚盤胞は1つもなく、桑実胚(大きな泡みたいな胚)を2個移植しました。 残りの6個は6日目まで培養したのですが、胚盤胞になることもなく、成長が止まったということで、凍結はできませんでした。分割が止まるのは、どうしてなのでしょうか?4日目までは順調だったので、3日目くらいに凍結した方が良かったのでしょうか・・・。
11個成熟卵が採れ、8個受精し、その内4日目で1個しか桑実胚にならなかったということは、採取された卵子の質が十分でなかったということです。排卵誘発法を変えることで良好な胚が採れれば、解決すると思います。
また、原因としては、受精時期ということもあります。受精したとしても受精時期が遅くなった場合には、胚の発育が遅くなりますので、次回は顕微授精(ICSI)も検討されてはどうでしょうか。ベストなタイミングで精子と卵子が受精すれば、当然その後の胚発育も良好となります。[2008年10月1日] (院長:田中温)
年齢:28 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:0回 人工授精:6回 体外受精:1回
先月、初めての体外受精(IVF)をしましたが、胚移植に至りませんでした。体外受精では受精せず、顕微授精(ICSI)で受精はしたものの、移植できるまでに育たなかったと聞き、驚きました。
抗精子抗体の検査をしましたが陰性でした。次回は、顕微授精で挑戦する予定ですが、卵子も精子も問題なく、抗精子抗体も陰性なのに、受精しない理由は何なのでしょうか?
卵子も精子も一見問題なく、体外受精で媒精後、全く受精しないというのは珍しくありません。
多分、卵子側に精子を受け入れない何かがあるのだと思われますが、はっきりしたことは分かっておりません。 過去に受精率が非常に低いという事があった場合には、顕微授精をした方がいいと思います。 一般的に顕微授精では、約80%が受精すると思いますが、その後の発育が遅かったり、途中で止まったりする場合には、採取された卵子の質に問題があると思います。すなわち、排卵誘発法があってなかったのではないでしょうか。月経3日目までの左右卵巣内の胞状卵胞の数、位置、大きさ、E2、FSHなどの値を参考にして、もっと適した排卵誘発法を選んでいただければ、質の高い卵が採れると思います。[2008年9月16日] (院長:田中温)
年齢:41 基礎体温:二相性 生理周期:不規則 タイミング法:回 人工授精:10回 体外受精:9回
これまでは、クロミッドとHMG での排卵誘発で、平均4個採卵できていたのですが、なかなか結果がでないので、今回はロング法を行ってみることになりました。
採卵日の2日前のモニタでは7個の卵胞が確認できていましたが、採卵日には3個になっていました。なぜそのようなことが起こったのか知りたいと思っています。 今回の誘発ですが、スプレキュアは月経開始10日前から(7日前からの予定でしたが、体温が下がっても3日間月経が始まらなかった)、採卵2日前の夕方まで使用しました。スプレキュアを中止した日の21時にHCGの注射をうちましたが、その日に下腹部がとても痛くなり、基礎体温が急に上がりました。 HCGをうった日の最大卵胞サイズは20mmでしたが、もしかして、この日に排卵が起こってしまったのでしょうか?もしそうだとすれば、その翌々日の朝に、3個の卵胞が残っていた(採卵できた3個)のはどうしてなのかと、わかりません。何が起こったと考えればよいでしょうか?また、今後の治療はどのようなことに気をつければよいでしょうか?
あなたの排卵誘発法がLong法という方法です。
本来ならば、スプレキュアを使用している場合の自然排卵は起こらないと考えられますが、稀に起こることがあります。HCG注射時のLHの値が高かったのではないでしょうか。すなわち採卵前に、排卵が終了していたことが考えられます。しかし、これは実際に超音波を見た担当の先生でないと排卵ではなく、卵胞が縮小してしまったという事もありえますので、それは、E2の値などから検討されてみてください。E2の値が極端に下がった場合には、(排卵ではなく)卵胞が萎んでしまうこともあります。 しかし、いずれにしても排卵誘発としては十分な結果が出ておりませんので、次回は違う方法で排卵誘発をされてはどうでしょうか。[2008年9月16日] (院長:田中温)
年齢:37 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:回 人工授精:5回 体外受精:7回
夫婦共々、特に原因も見つからないまま、顕微授精(ICSI)まできました。これまでに、採卵は7回行っておりますが、毎回陰性に終わっております。
誘発方法は、様々な方法を試行錯誤で行い、ロング、ショート、自然周期、セトロタイドも使いました。 毎回、生理周期3日目のE2値が70〜90くらいで、時には100〜150くらいの周期もあります。E2値が高いときは、誘発を見送っておりますが、平均的には、70〜90くらいで誘発が開始するので、同じ事の繰り返しなのではと考え込んでしまいます。受精しても、分割速度も遅いです。 これまでに1回だけ、胚盤胞まで育った周期があったのですが、その時の値はE2が40くらいだったと記憶しています。ですから、できるだけそのくらいの値になれば・・・と思っています。 E2値が高い原因は、何なのでしょうか?また、よい卵が育たない(分割が遅いなど)のは、E2が高いことが原因でしょうか?もしそうであれば、どのようにすればE2を下げることができるのか教えて下さい。
E2の値が少し高いようですが、卵巣は腫れていませんか。
大抵、残存卵胞が2個あると思います。その場合には3週間ピルを飲まれてはどうでしょうか。E2の値は必ず下がってくると思います。一度試されてみてはどうでしょうか。[2008年9月16日] (院長:田中温)
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