回答一覧 - 高度医療(体外受精・顕微授精・ギフト他) No.38-- |
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年齢:26 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:6回 人工授精:回 体外受精:2回
重度の男性不妊(精子数少量、運動数ゼロ)で、これまでに顕微授精(ICSI)を2回、凍結胚盤胞の移植を6回行ってきました。
移植方法は、クロミッド周期、ホルモン補充周期、完全自然周期とひと通り行いました。移植後は、(HR補充周期を除き)HCG注射、バファリン・メドロールを服用しています。 6回も移植をしているのに、一度も陽性がでていなくて、自信をなくしています。 通院している病院では、移植〜判定日(移植後14日目)まで、HCG注射を1〜2日おきでうち続けるので、判定日には必ずHCG反応がでます。いつもHCGが65〜70と注射の影響がでてしまうため、着床しかかっていたのかどうかもわからず、希望が全くもてません。 次は採卵からのスタートですが、一度も結果が出ないままお金だけがなくなっていき、このまま治療を続けて本当に妊娠する事ができるのかとても不安です。 体外受精(顕微授精)は、5回以上になると結果がでにくいという説明を見ましたが、私は次で7回目の移植になります。やはりこれだけやって結果がでないということは、妊娠は難しいのでしょうか?セントマザーでは、このような状況の方はいらっしゃいますか?そして、7回以上の移植で初めて結果がでたという方がいれば教えてください。少しでも希望をもちたくて相談しました。また、どうにか結果が出るようにアドバイスをお願いします。
顕微授精(ICSI)が成功するかどうかは、採取された卵子の質によって決まるといっても過言ではありません。卵子の質は、排卵誘発法によって決まります。すなわち、月経3日目までの左右卵巣内の胞状卵胞の数・大きさ、および、E2・LH・FSHのホルモン値を参考にして、あなたにあった排卵誘発法を見つけることが最も大切です。また、採卵した周期には移植せずに、すべて凍結して自然周期で戻すと妊娠率は高くなります。
経済的には非常に大変だと思います。病院によって、治療方法がかなり異なることがありますので、思い切って病院を変えてみることも、ひとつの方法だと思いますよ。 7回以上の移植で初めて結果が出た方は当院にもいらっしゃいますよ。あなたは年齢もお若いのですから、決して諦めないでください。[2009年10月1日] (院長:田中温)
年齢:40 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:12回 人工授精:回 体外受精:2回
1回目の体外受精(IVF)では、グレード1の卵が採れ、凍結して自然周期に戻しましたが妊娠はしませんでした。二回目の時は、グレード2と3の卵しか採れず、凍結に向いていないとのことで、すぐに移植しました。
凍結に向いていないという時点で、妊娠も期待できないのでは?と思いましたが、指示通りにしました。(正直なところは、妊娠が期待できないのであれば、お金を捨てるようなものなので、中止にしたかったのです..) 凍結に向いていない理由とは、どのようなものなのでしょうか。凍結できない卵を戻しても、妊娠率は低いのではないでしょうか?
凍結に向かない卵は、凍結できる胚に比べると少し質が下がります。しかしながら、妊娠する可能性はあります。すなわち、移植しても着床しないであろうという卵と、凍結には向かない胚とは同一ではないということです。
凍結はマイナス200℃という超低温の状態で行いますので、非常に質の高い状態でなければ元に戻りません。状態が少しでも落ちる場合には、無理に凍結を行わず、培養して移植をしたほうが妊娠率は高くなります。決して無駄なことをしているわけではないとお考え下さい。[2009年10月1日] (院長:田中温)
年齢:36 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:20回 人工授精:5回 体外受精:3回
私はわりと卵巣の反応がいいほうで、HMG注射も少ない単位(150単位)でも10数個ほど卵胞が育ちますが、なかなか妊娠にいたりません。そのため、誘発法がかわったり、300単位になったりするのですが、自分では300は多いような気がします。担当医は、それほど変わらないとおっしゃるのですが、300は反応がよくない方に適用するというわけではないのでしょうか?
また、誘発最中のLHがあまりあがらない(2〜5です)のですが、これはある程度あがったほうがいいのでしょうか?基準値がよくわからないので、教えてください。
FSH・HMGなどの注射の単位はIU/mlで300は150の2倍の量となります。(300はあまり使わないのが一般的です。)また、HMGの場合にはLHも入っていますので、卵がかなり多くできてしまいます。卵の数が10個以上できるようであれば、LHの濃度は十分だと思いますよ。
本来は、誘発中のLHはサージが始まる前ですから5以下です。誘発中のLHはあまり上がらないほうが良好ですが、1〜1.5以下の場合には、かえってLHが低すぎるとお考え下さい。 しかし、通常のHMGにはLHが含まれていますので、LHの値が1以下になることはまずないとお考え下さい。ただし、GnRHアゴニストやアンタゴニストを使われている場合には、LHがぐっと下がってしまうことがあります。その場合には、GnRHアゴニストやアンタゴニストを中止すれば、LHの濃度は上がります。[2009年10月1日] (院長:田中温)
年齢:43 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:12回 人工授精:10回 体外受精:3回
セントマザーにて治療中です。
過去3回の体外受精(IVF)では、セロフェンとHMGだったり、セロフェンのみだったりしましたが、卵は0〜3個という結果でした。体外受精にするか、GIFT(もしくはZIFT)にするかの選択は、卵の個数や年齢で判断されるのでしょうか?
お腹に穴をあけるのに抵抗があり、今まで卵管内移植については、まったくまるで考えていなかったのですが、過去3回の体外受精が陰性に終わっていることもあり、次回は可能性が高まるならチャレンジしてみたいと思っています。希望すれば受けられますか?受けるための制限などがあれば教えてください。
GIFT、ZIFTは卵管内に卵子または受精卵を移植する方法です。妊娠率が高い方法として、当院ではお勧めしております。しかし、腹腔鏡を行わないといけない点が負担となりますので、最終的な治療法としています。すなわち、体外受精で複数回失敗している、できる卵の数が1〜2個と少ないという方などにお勧めしています。
また、GIFT、ZIFTは、左右の卵管のいずれか一方が正常であることが条件です。卵管内環境が損傷していることが考えられますので、クラミジアの感染症が陽性の場合には、あまりお勧めしておりません。 [2009年10月1日] (院長:田中温)
年齢:31 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:10回 人工授精:3回 体外受精:1回
先日、はじめての体外受精(IVF)をしました。
ロング法(HMG)で、採卵数8個でしたが、受精したのは7個でした。そのうち異常受精が2個でした。正常受精した5個のG1を1個新鮮胚移植しましたが陰性でした。 移植後は、子宮が8cm腫れて腹水2cmとなって、中等度の卵巣過剰刺激症候群(OHSS)と診断されました。 残りの受精卵のうち、胚盤胞になったのは1個で、凍結胚移植をしましたが、また陰性でした。 そこで、次の誘発方法ですが、アンタゴニスト法かロング法(自己注射フォリスチム)で迷っています。不妊の原因としては、高プロラクチン血症で、カバサールを週1回飲んでいます。内膜症の疑いも指摘されています。 次回は、アンタゴニストかロングか、どちらがよいでしょうか?また、着床障害の検査があれば受けたいのですが、そのような検査はあるのでしょうか?
採卵数が8個ということですが、卵胞はいくつできていたのでしょうか。卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になるくらい多く(10〜20個近く)あったのですか。もしも、20個ほどできて8個採卵とすれば採卵率が悪いと思います。卵胞数が10個前後であれば、G1が1個に胚盤胞が1個ですから次回もLong法でいいでしょう。
今回の卵胞数が多いのであれば、次回はGnRHアンタゴニスト法を選択した方がいいかもしれません。高プロラクチン血症という事ですが、カバサールを内服して値が正常化しているのであれば問題ないと思いますし、高い状態が続いているのであれば次の体外受精は正常化してから始める事が良いでしょう。 着床障害を正しく評価する方法はなかなかありません。黄体期に子宮鏡で子宮内膜の状態を観察したり、一度内膜を採ってきて内膜日付診を行うかですが、侵襲が加わる割にはそれから得られるものは少ないと思います。後は超音波で子宮内膜の血流状態を見る事は負担が軽く参考になるでしょう。採卵後移植時の子宮内膜の厚さや状態も大切だと思います。[2009年9月17日] (産婦人科医:永吉基)
年齢:42 基礎体温:二相性 生理周期:不規則 タイミング法:回 人工授精:8回 体外受精:1回
今年の春、初めてショート法にて体外受精(IVF)をしました。
連日300単位の排卵誘発注射をしましたが、採卵数は3つのみでした。 3つとも受精し、1つは初期胚を移植、1つはダメになりましたが、残りの1つは6日目に胚盤胞になりました。(分割速度は最初早かったのですが、徐々に遅くなりました)結局、結果は、2回の移植とも陰性でした。 採卵数の少なさから、次の体外受精で誘発法を決めるために、抗ミューラー管ホルモン(AMH値)の測定をしました。結果は、7.8pmolという悪い数値で、採卵数が少ない理由がわかったのですが、現在のところFSHやLHなどのホルモン値に問題ありません。一般的にAMH値が良くないと、FSH値も高くなるということですが、私のような場合はどのように理解すればよいのでしょうか?また、AMH値が悪いといい卵子はできないのでしょうか?どのような方法が適していると思われますか?
年齢からすると、3個中2個は良い卵だったのではないかと推察します。FSH、LHが正常範囲内で、更年期のようなFSH、LHの上昇がみられていないという事ですから、いい状態ではあるのでしょう。AMHは卵巣の予備能を見る上で信頼性の高い指標とされています。FSHよりもAMHの方が卵巣の予備能(卵のでき方)を知る上では、信頼度が高いとされています。
しかし、今回のあなたの場合は逆であり、AMHのみで卵巣の予備能を把握できるものとは言えません。今回に関してはあなたの場合は当てはまらなかったのではないかと思います。今後治療で採卵しても分割しないとなればAMHの意味が出てくると思います。[2009年9月17日] (産婦人科医:永吉基)
年齢:28 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:6回 人工授精:2回 体外受精:1回
1年前から不妊治療を始め、検査では、異常は見つからず原因不明でした。年齢から体外受精(IVF)を行ってもらえず、こちらの強い希望でようやく先月に初めての体外受精を行いました。結果、卵の質がかなり悪いとのことでがっかりしています。急遽、顕微授精(ICSI)となり、軽い卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のため、凍結保存をしました。
私としては、以下の5つの症状から、プロラクチンが高くなっているのではないかと思っています。 1.入浴前後に乳首から分泌物が出ており、日に日にひどくなっている。匂うとミルクのような匂いがする。 2.卵の質が年齢のわりに悪かった。 3.これまでは二相性だった基礎体温が、4ヶ月前から体温差がなくなり、安定していた高温期も、途中で下がるということが見られるようになった。起床時間は同じなのに、どうみても、これまでとは異なる。 4.今までずっと順調だった月経が、2ヶ月前からおりものシートで足りるくらいの量が5日続いて終わるようになった。(その後プラノバールでリセットして通常に戻りましたが、今月の生理は2日間は多めでしたが、3日目以降はほぼ出血なしでした) 5.1年前のプロラクチンの数値は16で、担当医は問題ないと言いますが、妊娠するのには10以下がよいと聞いたこと。 このような状態を医師に伝えましたが、「(1年前ですが)プロラクチンの値が16なので問題がない」「基礎体温は重視しなくてもよい」「生理についても、特に問題はない」という理由で、特に何もしてもらえません。お薬の処方をお願いしても相手にしてもらえませんでした。患者からこの薬を処方してくださいとお願いしてもやはり担当医が問題ないと思えば処方してくれないのが一般的でしょうか?また、上記のような症状がある場合、先生ならばどのような判断をされますか?セカンドオピニオンとして、お聞かせ下さい。
まず現在のプロラクチンの値が高くなってないか、採血してもらうことがいいでしょう。
正常でも潜在性高コウプロラクチン血症といって、夜間寝ている間に高くなっている場合があります。この場合はTRHテストをしないと診断はつきません。TRHテストを行って、正しい評価をしてもらいましょう。 また卵の作り方はどのような方法でしょうか。また卵胞はいくつできて、採卵の数や分割した数はいくつだったのでしょうか。残念ながら、今回の方法があなたに合ってなかったのかもしれません。排卵誘発法にはいろいろありますから、まずプロラクチン状態を調べ、必要があればカバサール薬の内服を行ってから、体外受精(IVF)に入った方がいいでしょう。[2009年9月17日] (産婦人科医:永吉基)
年齢:35 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:2回 人工授精:2回 体外受精:1回
クロミッドを生理3日目から服用し、8日目、10日目に誘発剤を注射する方法で今回卵を育てました。
生理3日目のホルモン値は、FSH =6.5、E2=81、LH=3.8と私の年齢にしては普通だといわれました。しかし、採卵できる卵が1個しか育ちませんでした。生理8日目くらいまでは3個育っていたのですが、最終的に採卵にいたる卵はたった1個になってしまいました。 卵巣が誘発剤に反応しないからだと思うのですが、これは卵巣年齢が自分の年齢よりも高いということでしょうか? 今後、積極的に治療を行ったほうがいいのか、それとも卵巣年齢の問題であまり期待しないほうがいいのか・・・それとも何か別の方法を試してみるべきか、アドバイスをお願いします。
今までのタイミングや人工授精(AIH)のときの卵の作り方はどの方法でしょうか。その時に育った卵は複数個で、今回のみが1個だったでしょうか。
今回は、8日目の3個の卵胞の大きさは、どれくらいだったのでしょうか。また、卵の作り方はクロミッドのみですか、クロミッド+HMG(FSH)注射でしょうか。クロミッドのみであれば1〜3個くらいが普通ですから、卵巣の反応が悪いとは思われません。注射を併用したのであれば、月経周期3日目から連日うって、最終的に1個しか育たなかったのであれば、年齢からすると反応が悪いように思われます。注射を再度行うとすればShort法かLong法、GnRHアンタゴニスト法などがありますが、主治医と相談され、決定されるのが良いと思います。[2009年9月17日] (産婦人科医:永吉基)
年齢:38 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:3回
オーストラリアで治療をうけているものです。両方の卵管が子宮内膜症によって癒着していたため、ラパロで両方の卵管を通した後、1年たっても自然妊娠しなかったため、体外受精(IVF)を行っています。
2回目の採卵(3回目の胚盤胞移植)で、2007年に36歳で出産しました。現在は、2人目を希望しており、妊娠したときと同じアンタゴニスト法(Gonal188IUとセトロタイド)で3回の採卵をしました。 1回目:採卵数14、受精11、5日後に桑実胚1個を新鮮胚で戻し陰性。 2回目:採卵数8、受精6、5日後に中期胚盤胞2個。1個を新鮮胚で戻し陰性。その後、凍結した1個を自然周期で戻し陰性。 3回目:採卵数11、受精9、5日後に初期胚盤胞1個を戻し陰性。6日目に中期胚盤胞になったものを凍結中。 上記のような経過ですが、質問です。 質問1:毎回10個近く採卵できるものの、(1人目のときもそうでしたが)最終的に胚盤胞になるのは1〜2個です。そもそも、採卵の段階で卵胞の大きさが十分に育っているものがいつも2〜3個です。現在のドクターは1人目妊娠のときと同じ方法で、採卵を3回行っています。まったく変わらないということに疑問をもっています。成熟卵を多くする方法はありますか。 質問2:この病院では、新鮮胚が着床率がいいと言っていますが、どうでしょうか。 質問3:着床をしないので通水検査をうけましたが、卵管は通っていました。子宮内膜に問題はないとのことですが、一度、内膜ソウハ術を受けたほうが、着床の確率はあがるのでしょうか。 アドバイスをお願いいたします。
毎回同じ排卵誘発法というのも問題だと思います。排卵誘発は何通りかありますので、変えてみる必要があるでしょう。第1子を出産されたときよりも年齢が高くなっていますので、卵巣の機能はまちがいなく低下しています。それに対応して、誘発法を選択する必要があると思います。
我々は、採卵周期の状況、とくに月経3日目までの胞状卵胞の数・大きさ、E2・LH・FSHの値などを見ながら排卵誘発を決めております。一般的に38歳であるならば、GnRHアナログのShort法がいいと思います。しかし、外国では排卵誘発法をあまり変えることなく、ワンパターンで治療を行うことが多いと聞きます。もちろん、第1子を今の方法で出産されていますので、同じ方法を継続されるのも悪くないと思いますが、卵巣の状態を見て、排卵誘発を変えることが重要だと思います。しかし、外国では聞いてもらえないかもしれません。 着床率は、新鮮胚移植よりも凍結胚移植の方が間違いなく高くなります。GnRHアンタゴニストなどを使うと内膜や黄体などが、かなり影響をうけますので、そのため採卵周期では着床率が下がってしまいます。凍結することによって胚の質は少し低下しますが、自然周期では着床率が高くなることにより、結果的には妊娠率が高くなり、流産率がさがります。しかしながら、これは凍結の技術が完全であることが前提です。凍結技術に自信がないところではお勧めできません。 内膜掻爬術は、内膜が薄くなりますのでされないほうがいいと思います。また、着床率が上がるという科学的根拠はないと思います。[2009年9月17日] (院長:田中温)
年齢:36 基礎体温:二相性 生理周期:不規則 タイミング法:6回 人工授精:5回 体外受精:5回
顕微授精(ICSI)を行っており、これまでに5回の胚移植(胚盤胞)行ってきましたが、そのうち4回はHCGが2mIU/ml以下でした。1度だけ137mIU/mlで陽性でしたが、7週目で流産しました。子宮内膜は、いつも厚み10〜12mm程度と良好です。このような結果に対し、考えられる要因及び今後どのような治療を行っていくことが望ましいかアドバイスお願いします。
【採卵1回目 方法:ロング法】 1日目からフェルティノームを開始し、3日目からパーゴグリーンを追加して5日目まで継続。 精子所見 量:2ml、濃度:1400万/ml、運動率:15%、直進率:10% 結果:12個採卵→8個を顕微授精(ICSI)→受精卵数6個→胚盤胞4個 ※4回移植を行い、3回目に着床 【採卵2回目 方法:ショート法】 1日目からフォリスチムを開始、3日目にHMGに変更、8日目まで継続。 精子所見 量:2ml、濃度:4500万/ml、運動率:50%、直進率:40% 結果:7個採卵→5個を顕微授精(ICSI)→受精卵数5個→胚盤胞2個 ※1回移植済
Long法で誘発し、4回移植というのは、凍結された胚でしょうか?胚の状態としては決して悪くないと思います。7週目まで妊娠が継続していますので、胚自体の能力は、ある程度正常と証明されていると思います。
月経3日目までの胞状卵胞の数、大きさはいかがでしょうか。5mm以下の粒ぞろいのものが10個以上あると非常に良好な卵となります。年齢を考えると、Short法のほうがいいかもしれませんが、Long法でも十分反応されていますので、そのままLong法でも可能と思いますし、アンタゴニストを試されてもいいと思います。最終的には採取された卵子の質で決まります。当然のことながら、卵子の質が良ければ、胚も胚盤胞も質の高いものができます。 一般的には採卵周期よりも、自然周期に移植をした方が、妊娠率が高く、流産率が低くなるという報告が多くありますが、施設によってその治療内容は異なりますので、主治医の先生のお話をよく聞かれてください。 もし、凍結をされていないのでしたら、採卵後胚をすべて凍結し、自然周期で移植されることをお勧めします。[2009年9月17日] (院長:田中温)
年齢:34 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:回 人工授精:5回 体外受精:8回
月経周期22日目にホルモン補充周期の凍結胚移植で、D5の桑実胚を移植しました。
エストラーナ2枚を1日おきに貼付し、プロゲストン50mgを毎日注射していますが、胚移植の翌日より茶色のおりものor薄ピンクの出血がティッシュに付く程度続いています。生理周期は28日〜32日位です。 最初は着床出血かなと思っていたのですが、判定日の4日前に自宅で妊娠検査薬を行ったところ陰性(−)でした。この出血が生理の開始だとしたら、胚移植翌日にはもう内膜が剥がれてきていたということでしょうか。黄体補充周期でも、生理がきてしまうこともあるのですか?また、これが生理だった場合、今回は黄体補充が足りなかったということですか。 機能性不妊で、桑実期胚や胚盤胞を移植しても、これまでに1回も着床すらしたことなく、黄体補充の方法もプロゲステロンの膣剤→プロゲデポー注射→プロゲホルモンの毎日注射へと変更して試しているのですが、今後どのようにしていけば良いのか悩んでいます。こちらのQ&Aにもよく見られる自然周期がよいでしょうか。
移植が月経周期22日目というのは少し遅かったのではないでしょうか。おそらく、破綻出血だと思います。月経周期が28〜32日であれば、20日目までに移植を行うといいと思います。
なお、あなたは月経周期が規則正しく、基礎体温も二相性ということですので、次回はホルモン補充周期ではなくて、自然周期で移植を行うと、このようなことはないと思いますよ。[2009年9月17日] (院長:田中温)
年齢:32 基礎体温:二相性 生理周期:不規則 タイミング法:回 人工授精:4回 体外受精:1回
半年前に初めての体外受精(IVF)をしました。
私はLHの値がFSHより高く、男性ホルモンも少し高めで、多嚢胞卵巣症候群(PCOS)と言われていました。そこで医師から勧められたのがIVM(未成熟卵体外培養)でした。あまり耳にしない方法だったので医師に確認しましたが多嚢胞卵巣症候群の場合に有効な方法のひとつだと言われました。 採卵して5個の卵子がとれ、一日培養してから顕微授精(ICSI)しました。分割は2個のみで1個を胚移植、もう1個は凍結しました。その後妊娠反応は出たものの、妊娠反応から3週間後には稽留流産になりました。 今回、凍結胚移植をする予定でいますが、前回流産したので、妊娠しても今回も流産になるのではないかととても不安になっています。主治医からすすめられ、それにしたがいましたが、IVMで受精した受精卵は妊娠率が低いと聞きました。本当に有効なのでしょうか。多嚢胞卵巣症候群に有効な治療法を教えてください。
PCOSの場合には、IVM(未成熟卵体外培養)をしなくても、排卵誘発法を検討すれば、良好な卵子が10〜15個くらい採れるようにコントロールをすることが可能です。ピルを用いて胞状卵胞の数を減らし、それからLH濃度の少ないFSH製剤などで排卵誘発を行えば、十分成熟した卵子が採れます。IVMよりも明らかに成績が高くなりますし、流産率はIVMのほうが高くなると思いますよ。[2009年9月17日]
(院長:田中温)
年齢:36 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:5回 人工授精:4回 体外受精:7回
前の周期で、エストラダームの貼り薬の枚数が、3枚ずつの時は内膜が順調に厚くなって凍結卵を戻すことができました。しかし、その後の周期では、2枚でスタートし、途中で卵胞が育ってしまったため、2周期ともキャンセルになり、先月カウフマン療法をし終えたところです。
今月は、また2枚でスタートすることになっていますが、主治医も3枚にするか2枚にするか悩んでいるようです。貼り薬の枚数が多くなると、心配なことが起こる場合があるのでしょうか?そうでなければ、3枚にしたいと思っているのですが・・・教えてください。
自然周期で順調に排卵できる人に対しては、当院では薬を全く使用しない、自然周期での胚移植を推奨しています。
1.基礎体温 2.経膣エコー 3.子宮頸管粘液 4.尿中LHを用いて「排卵日」を確認した後、胚移植日を決めます。排卵日を確定するまで何回か通院が必要ですが、あえてホルモン剤を使用しなくても良いのではないでしょうか。 またもしホルモン補充を用いて胚移植するのであれば「GnRHアゴニスト」(スプレキュアなど)の併用で、排卵を抑制する方法があります。エストラダームに関しては、隔日使用だと思いますが、3枚ずつ使用するとしても2枚に比べて副作用が明らかに増強するようなことはないと思います。[2009年9月1日] (産婦人科医:粟田松一郎)
年齢:36 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:5回 人工授精:3回 体外受精:6回
3施設で6回の移植を行いましたが、一度も妊娠に至ったことがありません。不育症検査の結果、抗リン脂質抗体と同種免疫異常がわかり、サイレイトウを長年服用しています。
過去3回くらいの胚盤胞移植で、移植2日後に朝から鼻がかゆくなってくしゃみが止まらないことがあることに気づきました。もともとスギ花粉、ハウスダストアレルギーなどもあり、通年鼻と目の調子が悪いことが多くあるので、単なる偶然なのかもしれませんが、そろそろ着床する頃かな?というときにアレルギー症状が強くなることが続いています。体が受精卵を拒否しているのではないか・・・と思ってしまいます。 体が受精卵を拒絶するようなことはあるのでしょうか。また、サイレイトウ以外に何か有効な方法はあるでしょうか。 また、移植後は、重い荷物を持たないように言われていますが、どうしてもくしゃみでおなかに力がかかります。それもよくないのでしょうか。
抗リン脂質抗体症候群と同腫免疫異常の診断がついている不育症であれば、サイレイトウのみによる治療というのは理解しづらいところです。ただ、一度も妊娠も流産もしたことがないということなので、原因不明の着床障害に対して、可能性の1つとして主治医の先生がそのように説明されたのかもしれません。診断の根拠となるデータが解らないので、それ以上の事は何とも言えません。
また「移植後重い荷物を持たない」ということも、あまり根拠がないように思います。本当に抗リン脂質抗体症候群と診断がついているのであれば、低用量アスピリン療法とヘパリン療法を併用するのが、不育症の治療としては現在一般的です。 サイレイトウは補助的な治療法にとどまると思われます。 また同種免疫異常に対しては、夫リンパ球移植やピシバニール療法が行われています。 着床の頃のアレルギー症状に対しては、よくわかりません。精神的なストレスが影響している可能性もあるかもしれません。[2009年9月1日] (産婦人科医:粟田松一郎)
年齢:33 基礎体温:二相性ではない 生理周期:不規則 タイミング法:回 人工授精:10回 体外受精:回
卵巣年齢検査(AMH)の結果が3.0以下で、FSH=70.8以上(90以上の数値もあります)で、カウフマン治療をしています。プレマリンとプレノパールを2クール服用し、FSHは1.2ぐらいまで下がりましたので、クロミフェンで誘発していますが、ここ2回とも卵胞ができません。結局、FSHが70ぐらいに戻ります。
誘発の時にFSH値があがらないようにと、プレマリンを服用している時は、卵胞が1個できていましたが、プレマリン服用しなかった2回は卵胞できませんでした。プレマリンを服用して誘発した方が、1個でも卵ができるのでしょうか?AMHの値が3.0以下というのは閉経まで何年ぐらいなのでしょうか・・・?よろしくお願いします。
年齢の割に卵巣の予備能が低い状態だと思います。子宮内膜症または内膜症の手術後、または早発閉経気味の卵巣かもしれませんね。現状では一度カウフマン療法を行ってみるのもいいかもしれません。しかしいずれにしても卵巣の予備能が低下していますので、厳しい状態だと思います。しかし決して諦めずに根気良く治療を続けられることをお勧めします。[2010年5月15日]
(院長:田中温)
年齢:34 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:3回 人工授精:4回 体外受精:3回
今まで、生理周期は28〜32日で規則的で、基礎体温も安定していました。
ところが、先日、ホルモン周期にて凍結胚移植をして陰性(HCG7のため4日間薬を追加しましたがだめでした)となった後、生理がなかなか始まらず、かなり遅れてからきました。そして、今度は、その生理が終わらず、2週間もだらだらと続いています。今まで一度もそんなことはありませんでした。 何かの病気があるのか・・・体外受精(IVF)の影響で卵巣や子宮がおかしくなっているのか・・・とても心配になってきています。放っておいてもよいものでしょうか?
ホルモン周期で胚移植をされたためだと思います。長期に渡りホルモン剤を使用していたために、卵巣機能が正常に戻っておらず、そのため不正出血が続いているのだと思います。もともと基礎体温も二相性で月経周期が規則的な方ですので、1〜2周期で元に戻ると思います。
なお、月経周期が規則正しい方は、ホルモン周期よりも薬を使わない自然周期の方が、当院では妊娠率が高くなっております。[2009年9月1日] (院長:田中温)
年齢:30 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:3回
他院で体外受精(IVF)をして、2回とも陰性でした。
2段階移植という方法があり、興味がありますが、セントマザーでも胚の2段階移植を行っていますか?有効性などについても教えてください。
2段階移植はあまり効果がないといわれております。また、40歳以下の移植胚数は1個と学会のガイドラインで決まっておりますので、実際には行うことができません。2段階移植することで妊娠につながるということよりも、やはり胚の質の状態で妊娠が決まるとお考え下さい。胚の質がよければわざわざ2段階にする必要はありません。
畜産の世界でも2回胚移植をすると妊娠率が少し高くなったように言われていますが、実際にはそれほど高いものでもないとのことです。[2009年9月1日] (院長:田中温)
年齢: 基礎体温: 生理周期: タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:回
体外受精(IVF)で移植後は、通常の生活をしてもいいとありますが、排卵前後に、重いものを持ったり、激しい運動をすると、妊娠しにくくなることはありますか?
普段から、お仕事などで重いものを持ったり、激しい運動をされたりするのでしょうか。通常の生活として、普段から重いものを持ったり、激しい運動をされているのであれば、体への負担は変わらないわけですから、まず問題はないでしょう。ただ、普段重いものを持つことがなく、運動もしない方でしたら、やはり排卵前後を含め、移植後は基本的にはあまり負荷のかかる生活は避けた方がいいと思われます。妊娠率が極端に下がるとは思いませんが、そのことによる、後の疲労等のことを考えると、控えたほうがいいでしょう。[2009年8月12日]
(産婦人科医:永吉基)
年齢:36 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:回 人工授精:回 体外受精:1回
2年前に、セントマザーにて顕微授精(ICSI)で第1子を授かりました。今年中には第2子をと考えています。
そちらに凍結胚が残っているので、移植をしたいのですが、どのような段取りですればよいか教えて下さい。 子供がまだ小さく、病院から遠いので、通院はなるべく少なくしたいと思っています。もし近医でできることなどあれば教えて下さい。いずれにしろ、一度そちらに伺って話を聞くことになるとは思っていますが、いつ頃に診察に行けば最も通院回数が少なくてすむのか教えてください。
基礎体温が正しく二相性になっているようですから、自然周期での胚移植をお勧めいたします。
手順としては、地元の先生のところで排卵日を見つけていただいて、凍結胚をとかす日にちを決めます。胚を融解した後は、1〜2日ほど培養して戻すことになります。 まずは、基礎体温を測定して、それをもって当院に来院されてください。その際に、「いつ地元の先生のところに行って、どのように見てもらうか」を説明いたします。排卵日の確認は、尿中LHホルモンの測定と経腟超音波で卵胞の大きさを観察することで、ほぼ100%確認できます。ぜひお2人目を!がんばりましょう。[2009年8月12日] (院長:田中温)
年齢:34 基礎体温:二相性 生理周期:規則的 タイミング法:回 人工授精:6回 体外受精:4回
顕微授精(ICSI)を4回やっていますが、いつも良い卵ができません。1回目はロング法で採卵数は2個で顕微授精。2つともG4で2個を胚移植しましたが妊娠に至りませんでした。2回目以降は、次のような状態です。
【2回目 D3ホルモンは、E2:71.42 LH:3.69 FSH 6.6】 クロミッド刺激で、月経8、10、11日目にHMGを併用。月経11日目にセトロタイド使用、月経12日目にHCG→月経14日目に採卵。 [結果] 卵胞6個で、採卵数3個、うち、2つが未熟卵でした。1つ受精(G4)しましたが、発育も悪く移植中止。 【3回目 D3ホルモンは、E2:77.45、LH:3.86、FSH:5.2】 月経3〜9日目 HMG刺激、月経8、9日目にセトロタイド使用。月経10日目にHCG→月経12日目に採卵。 [結果] 卵胞6個で、採卵数5個、うち、2個が未熟卵でした。1個は顕微授精時にダメになり、未熟卵を1日培養して1日遅れで受精(G3)し、4分割で1つを移植しましたが妊娠せず。 【4回目 1周期前よりカウフマン D3ホルモンは、E2:20、LH:1.97、FSH:5.11】 2回目と同じ刺激方法(未熟卵ばかりなのでステロイド併用)、月経12日目にブレセキュア、月経14日目に採卵。 採卵数は2個で、うち1個は変性卵でした。1個は受精(G3)し、8分割で移植しましたが妊娠せず。 このように、いつも卵が1つしか受精せず、質も良くありません。主治医からは、次回は、カウフマンを2周期し、ステロイドを併用しながらの注射で排卵誘発をやってみよう。と言われています。カウフマンをする事で卵胞数が減ってしまうのでは・・と相談したり、自然周期で採卵したことがないのでそれも試してみたいとお願いをしたのですが、質のよい卵が欲しいので次回はその方法を試しましょう。との事でした。誘発法は、D3ホルモンや卵胞の状態を参考に・・・ということですが、私のような状態では、どのような刺激法が有効でしょうか。主治医の言う方法がベストでしょうか。金銭面でも何度も試す余裕が無いだけに焦ってしまいます。主治医も悩みながら色々試してくれますが、セカンドオピニオンをお願いします。[2009年8月12日]
月経3日目までの胞状卵胞の数はどのくらいでしょうか?あなたは、Longもアンタゴニストともに数が減り、また、飲み薬(クロミッド)もあまりよくないようですね。ぜひShort法を試されてみてください。月経3日目よりスプレキュアと注射です。そのためには月経周期1日目から3日目までの胞状卵胞の状態とホルモン値などが必要となります。
決してあきらめずに頑張ってください。必ずいい結果が出るはずです。[2009年8月12日]
(院長:田中温)
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